職業選択の憂鬱

A job is a job
A job is a job / kimubert

 自分の天職というものに巡り会える人は果たしてどれだけいるのだろうか。

 私は小さい頃から、それこそ幼稚園くらいの頃から社会に出て何かしらの職業に就くことが不安で仕方がなかった。やりたいことが何も無かったからだ。それでも周りは将来の夢を語るので、自分の中で何かになりたいのだと言い聞かせるしかなかった。小学校の文集にはお菓子屋さんになると書いたので、大学を辞めてからお菓子屋さんになってみたが長くは続かなかった。学生の頃は偏差値の低い学校だったが成績は良い方でよく同級生に勉強を教えていたので塾の講師にもなってみたが長くは続かなかった。占いに頼ってみると私の天職は食に関する職業か、教師のような誰かに何かを教える職業が良いとあったがそれらは既に経験済みで私には解決の糸口にはならなかった。

 占いや職業適性を受けると私は芸術家肌で組織より一人仕事の方が向いているという結果ばかりが得られるのだが、一人で働けるのほどの突出した能力は持っていなかったので、結局、8年ほど会社勤めのサラリーマンをやるしかなかった。占いで必ず言われるのは、サラリーマンだけはやめなさい、向いていないから、ということだった。どこの占いへ行っても必ず言われます。それでもサラリーマンしか自分には選択肢がなかったので5回くらい転職したけど8年はサラリーマンを続けるしかなかった。職業選択は自由だということはこれだけ転職したから分かるけど、自分が本当に向いているという職業に就くのは難しい。

 社会に出て10年以上が経ち、余命も残すところ40年強となった。その中で天職に巡り会えると願いたい。十代の時点で進路を決めさせるのは酷でしょう。高校を出たら大学へ進学しそのままその時点で決めるしかない企業へ勤めて一生を終えるかもしれない。そう考えると職業選択はなんて憂鬱なのでしょう。

(平成26年3月4日 アシベズヘア@ashibehair_m

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