先日、”エレベーターの開閉ボタンよ、いい加減、分かり易くしてくれ!”の記事で、私は現在のユニバーサルデザインによるエレベーターの開閉ボタンが大変分かり難い為、さっさと改善せーや! と物申したのだが、
「どんなデザインであれ、咄嗟の状況では押し間違えてしまう」
という意見の方がおり、私は改めて調べてみた。確かにそうだなと思ったからだ。すると、以下の論文を発見した。
押し間違いを低減させるためには、デザイン的要因よりも、二重課題的状況や視点移動といった認知的要因こそ、優先的に対処すべきであり、ピクトグラムのデザインを改良しても、十分な成果が望めないことを示唆している。
二重課題と視点移動がエレベータ開閉ボタンの押し間違いに及ぼす影響
http://www.union-services.com/shes/jhes%20data/10_25.pdf
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