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「惡の華」を読む、個人を殺して皆に従う社会をいつまで日本は続けるのか

BEAUDELAIRE Les Fleurs Du Mal...I
BEAUDELAIRE Les Fleurs Du Mal…I / VANITY…

 押見修造著「惡の華」は、中学二年生の主人公・春日高男(かすがたかお)を中心に思春期特有の精神衝動を描いた青春物語である。おそらくこの作品に共感を得るのは学生時代にスクールカーストというヒエラルキーの中で下位層に位置していた人たちだろうと思われる。付け加えるとそのヒエラルキーをクソ共が勝手に作り出した虚構だと態度には表さないまでも見下していた人たちではないだろうか。

 この作品は著者の実体験を基にしたものではないとされているが、著者が思春期だった頃の想いは色濃く表れているように感じられる。

この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、
かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます。
惡の華・カバーそで

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