タグ別アーカイブ: 子供

「惡の華」を読む、個人を殺して皆に従う社会をいつまで日本は続けるのか

BEAUDELAIRE Les Fleurs Du Mal...I
BEAUDELAIRE Les Fleurs Du Mal…I / VANITY…

 押見修造著「惡の華」は、中学二年生の主人公・春日高男(かすがたかお)を中心に思春期特有の精神衝動を描いた青春物語である。おそらくこの作品に共感を得るのは学生時代にスクールカーストというヒエラルキーの中で下位層に位置していた人たちだろうと思われる。付け加えるとそのヒエラルキーをクソ共が勝手に作り出した虚構だと態度には表さないまでも見下していた人たちではないだろうか。

 この作品は著者の実体験を基にしたものではないとされているが、著者が思春期だった頃の想いは色濃く表れているように感じられる。

この漫画を、今、思春期に苛まれているすべての少年少女、
かつて思春期に苛まれたすべてのかつての少年少女に捧げます。
惡の華・カバーそで

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学校の教科書に載っているような物語を読ませただけで子供の感性が豊かになると語るな

book sale loot
book sale loot / ginnerobot

 子供の活字離れが・・・・・・と未だに耳にするが、本当に活字から離れているだろうか? それは潔癖な大人たちが子供らを眺めたとき、学校の教科書に載っているようなクソ面白くない物語から離れていっているからそう見えるだけだろう。

 今は昔よりもずっと活字に親しみやすくなったと言えるのではないか。質を抜きにすれば、ケータイ小説が台頭してきて、ライトノベルも安定し、電子書籍も普及してきた。例えば私だったら、小説をよく読むが、中学から高校くらいに掛けてブックオフが世に出てきて、その頃から100円で古本の小説を買うようになった。それまでは物語というものは学校の教科書に載っているような教訓じみた逆にイカレタものしかこの世にないと思っていたので、もっと早くに知るべき世界だったと高校生という幼いながらにも思ったものだ。ブックオフで100円の小説に手を伸ばしたのは単なる暇つぶしで、確か初めてはフィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」かダシール・ハメットの「マルタの鷹」だった。何かで耳にしたタイトルだった、それだけなのだ。

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「折り紙の手裏剣」は何に措いても作り方を知っておいた方が良い


Dart / MEGAWING

 現代においても子供たちにとっては「折り紙の手裏剣」は人気の的のようだ。でもこれは一体何故なのだろうか?

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面白ければ学び成長する、面白ければ人が集まる

Elementary School- Japan
Elementary School- Japan / tony cassidy

 2013年9月11日放送の「ホンマでっか!?TV」は最新教育事情がテーマだった。この放送回で、改めて考えさせられる内容があった。

  No.07
   先生が面白がると生徒に興奮が移り面白がる!?

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いつから「麦茶」は「貧乏」の代名詞になったのか?

Mugicha
Mugicha / rhosoi

 麦茶を飲んている家庭は貧乏か?

 いつの間にやら、麦茶=貧乏、という一般方程式が出来上がってしまっている。ファミコン、スーパーファミコン世代の私も、その方程式を身を持って学んだ一人だ。だが、今の若い世代も、麦茶=貧乏のイメージなのだろうか?

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