「note」と「投げ銭」で凡夫も参入、コンテンツ課金モデルが大きく変わる!


Change-back / marietta

テキストや写真、音楽などのデジタルコンテンツを誰でも気軽に販売できるサイト「note」が4月7日にリリースされている。翌日の8日にはユーザー数が1万人を超えて話題となり、今、最も注目されているSNSだと言ってもいい。

タレントも含めた数多の「クリエイター」がTwitterの代わりとして早くも食いついたわけだが、手に職もない一般の普通の人たちにとっては売るものもないし、購入する一方で、嬉しくもない無関係なサイトだという印象があった。

しかし、「ネット投げ銭」という考え方を取り入れることで、誰もがこのデジタルコンテンツ課金システムに参入することが可能だということに、noteユーザーたちは気がついた。

今、「note」では、この「投げ銭」という課金システムについて、熱い試行錯誤が繰り広げられている。

「投げ銭」
大道芸人などに投げ与える金銭。なげぜに。
(「大辞林 第二版」より)

note」の面白いところは、単なる「テキスト」の販売ができるという点だ。

このテキストは、ブログ記事と同じように本文を書き、タイトルを付け、アイキャッチ画像を設定し、公開する、というプロセスを踏む。これはもうまんまブログと同じだ。ブログと異なるのは、この公開時に、「無料で公開する」か、「有料で公開する」か、を選択できるというところだ。

 有料で公開したら、無名の人間の記事なんて、誰も読んでくれないんじゃないか?

と思われるかもしれないが、「note」のさらに面白いところは、「どこの文章から有料にするか」を、ユーザーの手によって自由に決められるという点だ。そう、「投げ銭」は、記事を100%読める状態で公開して、「面白かったら、為になったら、課金してください!」という乞食お恵み方式が取れるのだ。

以下は私のnoteだが、今、こういう課金方式が、各ユーザで試験的に実施されている。

https://note.mu/ashibehair/n/nbee6c41fcc8a
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noteの金額設定は、100円~10,000円となっている。この「100円」というボタンを押すだけで購入ができるし、販売することができる。こんなに簡単な課金システムもかつてないものだ。何の知識も要らない。

noteでは、「投げ銭」だけが注目されているわけではない。注目されているのは、この「課金方法」自体が、ユーザーの創意工夫の対象となっているという点だ。そのひとつの解として、「投げ銭」なのだ。

写真家・青山裕企が実施しているような、資金を集めてそれによってまた新たな創作を行うという「クラウドファンティング的な課金方式」も可能だし、メルマガや、電子書籍の代替にも成り得るのだ。

例えば、以下の瀧波ユカリのnoteだ。

ショッキング・ブルーデイ
https://note.mu/takinamiyukari/n/n06e2171763e8

「最初に400円で買った人は追加費用なくずっと読み続けることができるはず」とあるように、一度購入すれば、そのテキストが編集されても閲覧し続けることが可能なので、メルマガのように興味ある人に限定してコンテンツを配信することができる。

占いで無料の部分と有料の部分を提供したり、雑誌のエロい袋とじみたいなのを実現したり、あらゆる情報が気軽に課金の対象にできるようになる。

アイデア次第では今までクリエイターではなかった人も既存のコンテンツビジネスをぶち壊すことができるかもしれないので、非常に期待できる明るいサービスだ。

以下の「トーク」は、Twitterとほぼ同じ機能なので、Twitterからnoteへ移る人は今後も増えそうだ。個人的にもTwitterからnoteへ移行したいと考えている。何よりnoteのUIがとても気に入った。これは好きだ。シンプルでとても閲覧し易い。
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パっとしないブロガーは、もうこの機会にnoteへ移行してしまってもいいんじゃないだろうか。料理が得意な主婦は自慢のレシピを100円で公開してみるとか。今はまだ横の繋がりは弱いみたいだが、今後の改善は大いに期待できる。

(平成26年4月16日 アシベズヘア@ashibehair_mnote

「note」と「投げ銭」で凡夫も参入、コンテンツ課金モデルが大きく変わる!」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: コンテンツは組織・企業から個人へ--Chromecastがつくりだすもの | materialize.jp

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