JINS MEMEはウェアラブルの新しいカタチ

今回JINSから発表された「JINS MEME」
これは今までのウェアラブルとは全く発想が違うものだ。

これまでのウェアラブルは全く新しい機能をもったモノを身に着けるといった感じだった。例えばGoogleGlassなどはメガネとして身に着けるものではなく、目で見るということを利用し、新しい機能を提供するために、メガネに着けるという発想になった。
今回の「JINS MEME」は全く逆の発想といっていいのではないだろうか。
新しい機能をもったモノを身に着けるのではなく、これまで身につけていたメガネというモノの機能を補完するためのウェアラブルだ。これは、IT企業ではなくメガネを作っていたメーカーだからこそできた発想だと思う。

この発想はすごくわかりやすく、それをつけていたユーザーがそのまま受け入れられるものだ。
元々JINSのメガネ「JINS PC」は長時間PCを見る人のためにブルーライトから目を守るために作られたメガネだ。そこに疲れや眠気などの情報を引き出すセンサーを付け「JINS PC」というメガネの機能を更に強化したカタチだ。
一方でこれまでのウェアラブル、例えばグラス型のウェアラブルだとすると、それはメガネをつけていたユーザーを対象にしているわけではない。
全く新しいモノを目につけさせようとしているのだ。そのため、その利用イメージやメリット、それを着けてなんになるのかがわからなければ、着けてみようという気にならない。
新しいモノ好きやガジェット好きのためのデバイスにしかならないのだ。

ウェアラブルのデバイスが数多く出てきているが、今一歩流行にまで行かないところにはそういった点があるのではないだろうか。

使う人が使うメリットやイメージが湧かないモノが多すぎる。また、メーカーもそういったところを伝えるのではなく、かっこよさ、新しさだけを伝えようとしている感じがする。
「JINS MEME」はそういった点では、これまで使っていた人を対象にして、それを補完するための機能をつけたというところで、かなりわかりやすいし、ウェアラブルの新しいカタチといってもいいのではないだろうか。

ウェアラブルが市場に拡がっていくためには、JINS MEMEのようなわかりやすく受け入れられやすいウェアラブルデバイスが必要だと思う。

(平成26年5月14日 中島康幸@nakayas_m

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