iWatchは革命を起こせるか

Time Waits For Nobody
[iWatch Concept / toddham.com]

前回「SmartWatch2」と「GalaxyGear」の記事を書いた。最終的に私はどちらも購入できずにいる。その理由が「iWatch」の存在だ。正直、「SmartWatch2」と「GalaxyGear」どちらも、私にとっては購入に踏み切る、もうひと押しがたりない。あれば便利そうだが、自分のライフスタイルを変えてくれるほどの魅力を感じない。私はこういったウェアラブルなガジェットが世に浸透するためには、デザインを含めたUIの部分で圧倒的な斬新さと使いやすさがなければならないと思う。そういった意味ではスマホを腕に付けたような感じでもなく、時計の延長でもない、新しいデザインのガジェットの登場が必要だ。

そこにもっとも近い位置にいるのが「iWatch」だと思うのだが、果たしてそうなってくれるのだろうか。

iWatch」については、色々と画像がリークされたりしているが、未だに正式な発表がでてこない。単なる噂で終わってしまうのだろうか。今年に入ってからのウェアラブルガジェットの盛り上がり方をみていると、Appleがだまっているはずがない。

数多くのサイトで噂されているのは「iWatch」の開発が難航しているということ。一つはその造形、そしてもう一つは電池だ。如何にスマートにスタイリッシュにするかを考えたとき充電池という存在が大きく課題としてのしかかってくる。いくらデザインがよくても電池持ちが悪ければウェアラブルガジェットとしての役目が大きく損なわれてしまう。小さくてもスマホより電池が持たなければウェアラブルではない。ここが「iWatch」だけでなく、ウェアラブルガジェット共通の大きな課題なのかもしれない。Appleはこの課題に対し、ソーラー充電非接触充電など様々な試験をしているとの噂もある。このあたり噂が本当かどうかはわからないが、さすがAppleといえる部分でもある。革命を起こすためには、そういった部分での妥協はあってはならない。今出ているウェアラブルガジェットが革命を起こせていないのは、そういった妥協が随所に見えるからではないだろうか。是非「iWatch」には妥協ない製品を追求してほしいところだ。

iWatch」の噂は課題だけではない。当然新しい機能の部分の噂もある。「フィットネス」機能だ。ウェアラブルということで身体に身に着けるものであるため、身体の情報を収集し、管理しようということだ。
現在すでにNikeの「Fuelband」やアディダスの「miCoach SMART RUN」などのウェアラブルガジェットではそういった機能を実現している。というより、それがメインだ。そしてこれらは着実に人気が出始めている商品だ。腕に付けるガジェットとしてはもはや必須の機能なのかもしれない。そう考えると時計ミュージックプレイヤーフィットネス機能スマホ連携、これら腕時計タイプのウェアラブルガジェットに求められる(必須ともいえる)機能をしっかりと搭載し、その上で斬新なデザインと電池持ちを含めた使いやすさを兼ね備えたウェアラブルガジェットがでてくるとしたら、これは革命を起こせるのではないだろうか。

まだ噂ばかりが先行して、正式な情報がない「iWatch」だが、火のないところに煙はたたない。スマホなどの開発現場に長くいた私の経験則からいくと、必ずこういった噂の背景にはそれに近いものがすでにあるということは間違いない。ウェアラブルガジェットにおける革命を予感させる「iWatch」の登場はそう遠くはないはずだ。

(平成26年2月8日 中島康幸@nakayas_m

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