夏。毎年、土用の丑の日の前後で、必ずウナギを食べるようにしている。成人するまでウナギは食べたことが無く、両親に刷り込まれた「泥臭い」という先入観から食わず嫌いだったのだが、八年ほど前に金スマで紹介された「あつた蓬莱軒」でひつまぶしを食べたところ、完全に病み付きになり、今では毎年、夏になったら名古屋の本店まで訪ねることにしている。
※ひつまぶしは「あつた蓬莱軒」の登録商標
今年、2013年は丑の日が二日ある年で、一の丑が「7月22日(月)」、二の丑が「8月3日(土)」となっている。今年もぼちぼち訪ねようかと思っているのだが、最近のウナギの高騰事情に疎く、法外な食代を請求されたらどうしようとか、それだったらウナギに代わる別のものを食べようかとか、少々ビビッている。これは私だけではないのではないだろうか?
ここで情報を整理して、気持ち良くウナギを食べたいところ。まず、最近のウナギの高騰事情について、調べてみた。
■国産ウナギの高騰、その原因は?
国産ウナギは、今年で4年連続となる稚魚(シラスウナギ)の不漁で、とにかく高値が続いている。水産庁の調査によると、昨年、2012年の稚魚の取引価格は1キロあたり約215万円と、記録的な高値をつけていた。これは、2006年の約8倍だ。今年、2013年は、稚魚の仕入れ量が2012年より21%も減少し、取引価格は約248万円とさらに高騰している。
2006年 約27万円
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2012年 約215万円
2013年 約248万円 ←
今、スーパーなどでウナギを求めると、1人前(1串70~100gで換算)がプライベートブランド製品で1パック1000円前後、一般製品なら1500円前後、専門店の国産ウナギだと2000円以上する。大手商社の丸紅が今年からインドネシア産ウナギのかば焼きを輸入するなど、売り場では別品種(海外産)、あるいは、別食材で、手頃な「ウナギ代替品」を探る動きも出始めている。
シラスウナギの不漁については原因がはっきりしていないのが現状だが、乱獲(乱食)や開発による河川環境の変化などの影響が原因ではないかと指摘されている。国際自然保護連合(IUCN)は、ニホンウナギを国際的な絶滅危惧種としてレッドリストに載せるかどうかを検討中で、秋にも結果が公表される見通しだ。国内では既に二月に環境省がニホンウナギを絶滅危惧IB類EN(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)に指定している。
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■専門店は値上げ? スーパーは値下げ?
書き入れ時となる「土用の丑の日」を前に、やむなく値上げする専門店がある一方で、スーパー各社は値下げ合戦を繰り広げている。
「ちょっと高くて手が出ませんね、夏はウナギを食べて乗り切りたいんですけど」
と女性会社員(33)は語る。こんな消費者の「ウナギ離れ」を懸念し、各社は売り方に知恵を絞る。大手はスケールメリットを生かした仕入れの効率化やコスト削減、販売量の増加などで粗利を確保、高値のイメージが強いウナギを他店よりも割安にすることで、消費者に「安い店」との印象を植え付け、集客に繋げる狙いだ。外食チェーンなどでは安価な海外産のウナギを扱う店が増加。中でも中国産のウナギが人気で、高値が続くウナギを安く食べたいという消費者の需要に応えている。
専門店にとっては厳しい状況だ。高値によりウナギが確保できず、臨時休業を余儀なくされたり、営業時間を短縮するウナギ専門店が相次いでいる。採算の合わない安いうな丼は姿を消し、庶民の足は離れ、中にはそのまま廃業する店もある。
■ウナギの代わりは、シジミ?
俗説では、江戸時代に蘭学者・平賀源内が売り上げ不振に悩んだウナギ店の為に考案した「土用の丑の日」というキャッチコピーがきっかけで土用の丑にウナギを食べる風習が出来上がったとされているが、今やそんなことを知らなくてもすっかり夏の風物詩となった定番の行事、ウナギ。しかし、「土用の丑の日」には、ウナギ以外にもよく食されていたものがあるという。
それは、シジミだ。
シジミは6~7月が、最も実がふっくらとしていて、おいしく、まさに旬だ。江戸時代にはシジミ売りの姿が多く見られ、ウナギに負けない栄養食として庶民に重宝されていたという。科学的にはシジミに含まれるオルニチンの働きで疲労回復効果を得られることが解明されているが、江戸時代には経験的に滋養強壮に良いとされていたようだ。オルニチンは肝臓内で働き、体内のエネルギー産生を阻害する有害物質のアンモニアの解毒を促進する働きがある。その為、エネルギー産生がスムーズに行われ、結果的に全身の疲労回復に繋がるとされている。
価格高騰で気軽に食べられなくなってきたウナギ。代わりにシジミという案も、乙かもしれない。
(アシベズヘア@ashibehair_m)


食べ歩き初心者の私にはよくわかりませんが
ウナギ専門店とかで食べなくてもいいじゃないですか
私は吉野家のうなぎのおいしさの椅子から転げ落ちましたよ
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