「殺人罪」より「強制わいせつ致死罪」の方が「恥ずかしい」思春期の少年


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三重・中3少女殺害「18歳少年」は、殺人罪ではなく、強制わいせつ致死罪で起訴された。この少年は「わいせつ目的」であることを当初は否認していたが、その理由を、「恥ずかしいから」と語っていた。

殺人罪での起訴見送り=中3遺体で逮捕の少年-津地検
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014042500865
三重県朝日町で中学3年生の女子生徒=当時(15)=の遺体が発見された事件で、津地検は25日、津家裁から検察官送致(逆送)された無職少年(18)について、強制わいせつ致死と窃盗の罪で起訴した。裁判員裁判で審理される。殺人罪での起訴は見送られ、柴田真次席検事は「殺意を認める証拠がなかった」と理由を説明した。

以下の記事で、殺害後、平然とTwitterを利用していた心理について考察してみたが、この少年にとっては「わいせつ目的」であったことが逃れられない現実であって、殺人はその意識に根付いていなかったのかもしれないと改めて思った。

三重・中3少女殺害「18歳少年」のセルフマインドコントロール
http://www.materialize.jp/art/column-essay/4730/

取り調べで、殺したことよりも窃盗したことよりも、「わいせつ目的」であったことの方が「恥ずかしい」と供述していたことから、この思春期の少年にとっては、殺人よりも「わいせつ行為」の方がリアルな現実で、それが報じられなければ自分と切り離した位置から物事を俯瞰することができたのかもしれない。自分が犯したのは「殺人」ではなく「わいせつ行為」だったから、これは別の事件だという見方ができる。

殺人罪にならなかったことは次席検事のコメントにもあるように、ご遺族にとっては大変ご不満な結果かもしれないが、この少年にとっては痛恨のレッテルを貼られて殺人罪よりも堪えたかもしれない、「強制わいせつ男」として生きていくのは。

(平成26年4月25日 アシベズヘア@ashibehair_mnote

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