トミカの値上がりは子供たちの目にどう映るか


Hyper Rescue / T-ENTAMEDIA

 トミカが360円から450円へ値上がりした。23年ぶりの値上げだという。この件、30歳を過ぎたオッサンにもちょっと衝撃だったのだが、この値上げは、子供たちの目にはどう映るのだろうか。500円のお小遣いをもらっている子供には死活問題なのではないだろうか。お父さんお母さんは、子供にこの件について問い質されたらなんと答えるのだろう。私は子供がいないのでそこんとこ聞いてみたい。亜鉛合金の価格上昇とベトナム国内の人件費の上昇を説いても子供は到底納得しまい。

トミカ、23年ぶりに大幅値上げ
http://toyokeizai.net/articles/-/31392

 そういえば私が子供の頃も、毎月楽しみにしていたオモチャが急に値上がりすることはたまにあった。でも、それはなんとなく仕方がないこと、くらいに思って自分の中で済ませていて、父親や母親に特に聞くこともなかった。それは大抵、20円そこらの値上げだったから、子供ながらに大したことじゃないと割り切っていたのかもしれない。でも今思い出として記憶していることが分かったから、少しは自分にとって影響のある出来事だったのだと思う。この25%の値上げもある子供にとっては大人になっても消えない記憶として残るちょっとした事件なのだろうか。

 ところで、もしもトミカの価格が据え置きで、品質を下げるという決断をされていたら、その方が子供にとってはショックな出来事だったかもしれない。私が子供だったらそう感じたと思う。実際、あるオモチャの品質が極端に悪くなったことがあって、もう二度と同じクオリティのものが手に入らないと思ったら、とてつもなく寂しくなったのを覚えている。

 大人になると子供の頃に感じていたこういったちょっとした社会の変化に対する感覚を忘れてしまうものだが、お金の高い安いよりも、そのモノとの関わり合いの方が子供は強く繋がりを持っていて、モノとして変化をされてしまうと、例えそれが良質のモノへの変化であったとしても、ひとつの強い喪失体験になってしまう。前述したように、二度と手に入らないことへの寂しさは子供の頃の方が純粋に心に響いてくると思う。

 実は私が一番言いたかったのは、トミカへの感謝だ。品質を変えるという決断をしなかったことが、単純に嬉しかった。

(平成26年2月24日 アシベズヘア@ashibehair_m

トミカの値上がりは子供たちの目にどう映るか」への2件のフィードバック

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