一流のリーダーは「飲みニケーション」などしない

Izakaya in Shibuya
Izakaya in Shibuya / fakelvis

 部下と積極的に「飲みニケーション」を取りたがる上司、リーダーは、二流、いや、三流だといっても良い。周りに「飲みニケーション」を積極的に取りたがる人がいるなら、三流だと罵ってもいいだろう。「飲みニケーション」が如何に無駄で、効果の無いことか、まったく分かっていないからだ。

 まず、時間は有限であり、自分にとっても相手にとっても、時間は非常に大事だということを一流のリーダーは分かっている。「飲みニケーション」を取りたがる、ということは、その貴重な時間を相手から奪うということだ。相手にとっては奪われた時間である以上、決して有益な時間ではない。一方的な自己満足であって、その満足が「飲みニケーションで部下との人間関係や信頼関係が深まった結果の満足」という風に歪曲されてしまっているのだ。

 そもそも、一流のリーダーは飲みに行かなければ人と交流ができない、信頼関係を築けない、などとは決して考えない。そんなことを考えている時点で、自分は無能な人間だと宣言しているようなものだ。

 時間、有限なそれを消費するだけの価値があるかどうか、常に一流のリーダーは考える。部下であっても上司であっても、誰であっても、価値が無ければ付き合うという選択は決してしない。特に、愚痴や文句を言い合うだけの飲み会など、貴重な時間を浪費するだけの付き合いに価値は無い。

 そして未だに、酒を飲むと本音で語ることができると思っているリーダーがいる。これも大きな間違いだ。人間は心理学的な見地からも脳科学的な見地からも、酒に酔うと本音は決して言わなくなると証明されている。考え方が誇大になったり、矮小になったりするからだ。分かり合えたと思うのは、お互いが言いたいことを言うだけ言うからそう錯覚するだけだ。

 楽しむ為に、遊びとして、もしくは、何かを祝う為に、飲みに行くのはとても良いことだ。元々良好な関係がより良いものになるだろう。しかし、部下との関係を深める為に、という理由で、「飲みニケーション」によって部下の貴重な時間を奪うのは、三流のやることだ。

(アシベズヘア@ashibehair_m

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