巷ではノーブラ女子が急増中らしいが、逆に比例して、ブラジャー男子が急増しているという(女子が脱ぎ去ったブラジャーを男子が代わりに身に着けているわけではない)。
男性がブラジャーをするなど、コントの中の変態男の代名詞みたいなものだったが、ギャグとリアルが分からなくなるくらい、日本は迷走期に入ってしまったのだろうか。だとしたらこれは極めて深刻な状況だ。
専門家はこう語る。
「最近に限った話ではなく、昔からブラジャーを身に着ける男性は少数ですが居ました。いえ、変態ではありません。真面目にです。数年前に特集などで脚光を浴び、それをキッカケに我も我もと増えていっています。特に有名企業の会社員や弁護士、医師など、社会的に知的な立場を得ている方々が多い印象ですね」
頭が良過ぎて、とうとう彼らはイカレテしまったのだろうか。ある一定以上の知能があると、それを境目に彼らが極端に変人に見えてくるのは、やはり私が凡人だからだろうか。
「イカレテしまったわけではありません。同性愛に目覚めたわけでもありません。女性と結婚してごく普通の家庭を築いていらっしゃいます。彼らがブラジャーを着用する理由は、ストレスや不安の解消が主となっています。ブラジャーを身に着けることで自身に眠る母性に似た何かが全身に溢れ出し、お母さまと一緒に、一体になったような安らぎ、癒しが得られるそうです。大事な商談など、ここぞという時に勝負ブラを身に着ける方も少なくないようです」
貪欲に母乳を求めたり、近頃の地球の男性は、母に飢えているということか。ブラジャーを身に着けている、という様相が逆にストレスになりそうだが・・・・・・。見つかったらまだ今の世の中の認知度では、変態扱いされてしまわないだろうか。
「デザインも昔と違って今は女性ものも顔負けの可愛いものが豊富に揃っています。その内、更衣室でブラジャーの見せ合いっこなんかも行われるかもしれませんね。それをキッカケに怖くて近寄れなかった上司と仲良くなれたり」
もうオネエじゃん。
いやまあ、否定は全然しないが、孫悟空じゃないが、世の中はホントに面白い。こういうことをまず否定してしまう文化は、改善されなければならないと思う。常に起こり得る変化を否定的にではなく肯定的に捉えられるようになっていたい。
実は、お年寄りは、この変化の受け入れに、かなりの許容を示していないだろうか。大概なことでは驚かない、時代は進む、文化は変わる、それらをすべて受け入れて、あの笑顔が出来ているのではないかと、思うことがある。
すべてを受け入れられることが、一番、強いと思う。
(平成25年9月16日 アシベズヘア@ashibehair_m)
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