みんな平等に持っている24時間をどう使うか、村上龍の才能論。そして「NEET株式会社」。

The future is...?
The future is…? / Yana Lyandres

 天から与えられた特別な能力を才能と呼ぶのではない
 みんな平等に持っている24時間をどう使うか、それに尽きる

 出典を忘れてしまったが、私が学生の頃に触れた作家・村上龍のコトバ、才能とは? 以下に引用したいと思う。自分が特別ではないことにひどく悲観し嫉妬していた頃に自分を見つめ直すキッカケになったコトバだった。

 才能というのは普通の人にはないものがそのひとにあってそこで仕事をしているというイメージがあると思うんですけど、実際はそうじゃなくて、小説というのは極端に言うと24時間その小説のことを考えているんです。とにかく自分が持っている時間をある何かに費やしているとある成果が出るんです。みんな平等に持っている24時間をどう使うかということに尽きる気がするんです。

村上龍

 才能をイコール適職、転職と呼び換えるなら、その仕事のことを24時間、自ずから考えることができているかどうか、ということが才能ということになるのだろう。

 例えば私が副業として塾講師を行っていた頃は、本業中も生徒への話のネタを考えていたり、少しの休み時間にも生徒の学校の宿題を代わりにやっていたりと、本業よりも塾講師の方が才能があったのだと思う(今は塾講師はやっていない)。

 才能に悩むなら、24時間、常に考えられることを見つけることだ。新たに見つけなくても、今、何を一番、考えているか。間違っても他人の特別に見える能力を妬むのではなく。ゲームが好きで24時間ゲームのことばかり考えていられるのなら、それはもう才能だ。それを廃人だと言って否定してはいけない。それで生活ができていないのなら、それはやり方を知らないだけだ。子供に対して才能が無い才能が無いと嘆いている親は間違っている。

 「NEET株式会社」の可能性に期待している。

http://neet.be/
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 それぞれの役割を強制的に決められてしまう会社に属していたら、間違いなく才能を潰される。与えられた24時間を自分自身で考え抜いていく。この方が楽に見えて実は厳しい生き方だが、必ず未来が見えてくる(未来が見えている、というのは、納得して生きている、というのと同義だ)。

(アシベズヘア@ashibehair_m

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