卵子の凍結保存、40歳以上は推奨せず! というかそもそも、「25~35歳ぐらいの安全な時期に自然に妊娠した方が遥かに良い」


LOVE LIFE 2 / hitomi

 女性の晩婚化や晩産化が進み、今、健康な状態の卵子を取り出して凍結保存しておいて、必要になったときにそれを用いて体外受精しようと目論む人が急増しているという。

 若いうちに全身凍結して未来に生き返してもらうなんて話もあったが、そのノリで考えているのだろうか。日本生殖医学会は、いくら卵子が健康なものであっても、それを取り込む母体が歳を取っていたら危険は同じだ、と注意を呼び掛けている。

卵子の凍結保存、40歳以上は推奨せず 学会が指針
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2305I_T20C13A8CR8000/
 卵子凍結は、女性の体内から卵子を採取し、液体窒素などで凍結保存。必要に応じ、解凍して体外受精に使う不妊治療の技術だ。
 同学会は、卵子に悪影響が及ぶ放射線療法などのがん治療をする場合に加え、加齢が原因で不妊になる場合の卵子凍結のガイドラインを協議し、(1)卵子を凍結するのは40歳以上は推奨できない(2)凍結した卵子で妊娠を試みるのは45歳以上は推奨できない――とした。

 若い女性はこの技術を、晩婚への対策、保険か何かと軽く思っているのかもしれないが、何の保険にもなっていない。健康な赤ん坊がほしければ、母体が健康な若いうちに出産をすべきだ。
 
 世間の風潮が、晩婚化、晩産化となっていても、女性の身体、人間の身体が晩婚化、晩産化に適応されたわけでは決してない。これを誤解というか、意識していない、気づいていない人は、あまりにも多くないだろうか。

 「30歳までに出産していない人なんていっぱいいるんだから、アタシも30歳過ぎたけど、全然、大丈夫よね」

 なんて考えている人は、とんだ的外れな考え方だ。30歳を過ぎても一度も出産していないということは、それまで毎月月経が発生したということになる。医科学的に、30歳まで(もしくはそれ以降まで)月経を毎月繰り返したことによる人体への悪影響を、まだ解明できていないという。

 要するに、昔は、24~25歳くらいまでに、あるいはもっと若くして出産を経験をする人がほとんどであった為、月経を長い年月を掛けて繰り返すことに対する副作用について、はっきりとした研究結果がないのだ。もしかしたら本来なら、人間として体験すべきではない月経回数を超えているかもしれないのだ。

 それは生まれてくる子供にも悪影響を及ぼすかもしれないと言われている。時代は変わり、世間の風潮は変わっても、女性が25~26歳の時に産まれてくる子供が一番健康的だという事実は、何も変わらない。晩産化が進めば、どんどん日本人は弱体化していくということになる。身体も、脳も。

 城山三郎の著書「素直な戦士たち」に登場するお母さんは、とても過激な教育思想だが、まだ現代女性たちの出産に対する考え方よりも、まともに思えてしまう。

 頭の良い男の子を生むには25、6歳、だから24歳の時に見合いをする。相手は知能指数さえ高ければ、むしろ自分の出世をあきらめたような男がいい。これが千枝が、わが子を東大に合格させるために立てた遠大な計画の第一段階だった。あらゆるものを犠牲にして計画を実行する妻と、それに疑問を感じながらも従わされるサラリーマンの夫を通し、現代の教育と親子関係の断面を抉る――。

素直な戦士たち
城山三郎・著

(平成25年8月26日 アシベズヘア@ashibehair_m

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  1. ピンバック: materialize.jp » 晩産化(少子化)で「子宮体がん」も増加中! 日本は総シスター化してきたのか。

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