そうめんといえばやはり「三輪そうめん」? 本場・奈良で食すが、、、

Unagi Onsen Tamago Somen
Unagi Onsen Tamago Somen / TummyRumble

 関西には二大そうめんがある。ひとつは兵庫県の「手延べそうめん揖保の糸」、もうひとつは奈良県の「三輪そうめん」だ。実家にでも帰らない限り、茹でるという面倒な作業はやらないという一人暮らしの殿方も多いのではないだろうか。私もそんな一人で、暑い夏にさっぱりとそうめんが食べたくてもなかなか重い腰が上がらない。

 ただ今年は40度を超える地域もある程の猛暑。居ても経っても居られなくなり、どうせなら歴史にも趣深い奈良で「三輪そうめん」を食おう! と思い立って行ってきた。のだが・・・・・・まずは三輪そうめんの起源とかうんちくを知っておいて、有難みを増しておきたい。

■三輪そうめんの起源

 そうめんは元々、奈良時代に中国から伝えられたもので、中国後漢時代(25~220)の記録に残っている「索餅(さくべい)」が原型だと考えられている。索餅は、「索麺(さうめん)」や「麦縄(むぎなわ)」とも呼ばれていて、奈良時代の貴族が食べる高級品のひとつだったそうだ。

 そんなそうめんが日本で初めて作られた土地が、巻向川と初瀬川が流れる三輪山の麓だ(現在の奈良県桜井市)。大神(おおみわ)神社の大神主、その十二世の孫である従五位上大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)の次男、穀主が初めてこの土地でそうめんを作ったと言われている。それ以来、お伊勢参りによって宿場町として栄えた「三輪」で食べた三輪そうめんの評判が諸国へ伝播され、製造技術が習われ、全国にそうめんが広まったという。

■そうめんは細い物ほど高級品?

 そうめんは細い物ほど高級品とされている。これには以下の理由がある。

・とにかく見た目がきれい
・「極細品」は技術上、かなり腕の良い素麺師でなければ作れない
・量が多くできない

 手延べそうめんは一本一本の細さが微妙に異なる為、細さの基準は「10g当たりの本数」で表される。標準的な麺では10g当たり90~100本程度、細めな麺では130本、極細な麺では300本にもなる。これはもう芸術品とも言われるくらいだ。

 しかし、高級というとイコール旨い、と思われるかもしれないが、実は味は同じ。食感の問題なので、好き嫌いはあるだろう。

■どこで食べるべきか?

 これが一番の問題だ。巷の評判をよく調べると、主に以下の二店に集中している。

① そうめん処 森正
 奈良県桜井市三輪535
 TEL 0744-43-7411
 10:00~17:00(L.O.)
 日祝 9:00~
 月火休

 この店、「森正」の入り口の門は、近松門左衛門の名作「冥土の飛脚」に登場する忠兵衛と梅川が一泊したと言われる有名な「三輪茶屋」のあの門だそうだ。これは風情もあって趣がある。

② 池利三輪素麺茶屋 千寿亭
 奈良県桜井市芝293
 TEL 0744-45-0626
 11:00~17:00

 池利は、創業160有余年と老舗で伝統ある会社。その直営素麺茶屋が千寿亭だ。

■まさにびっくり・・・・・・

Deer in Nara
Deer in Nara / Ashibehair

 私が行ったのは三条通、興福寺会館の側にある「びっくりうどん三好野」という店だ。この店にも三輪そうめんは置いているが、帰ってから調べてもここをお勧めしている情報はなかなか出てこない。前述したお店に行けば良かったと激しく後悔している。

③ びっくりうどん三好野

 所奈良県奈良市橋本町27
 TEL 0742-22-5239
 11:00~20:30

 麺にはコシもあり美味しかったのだが、具も特になく普通に茹でただけのそうめんなので、家で茹でても同じ味が出るだろう。敢えて遠出して行く店ではなく、興福寺会館の辺りまで来て昼飯に迷ったら、ご当地ということで三輪そうめんを食べるのも悪くないよ、という感じである。他のお客さんたちはそうめん以外を食べていた。わざわざ奈良まで行くなら、前述した二店に行きたい。

 ちなみに、「るるぶ.com」の「ふるさとの味からB級グルメまで!全国ご当地グルメ大集合!」の「三輪そうめん」のページには、「びっくりうどん三好野」と「そうめん処 森正」の二店が掲載されている。

 ところで、東京の話になるが、四谷三丁目に昨年12月にオープンした「そうめんや」が人気だ。文字通り、そうめんメニューの専門店となっている。ここもこの暑い夏の内に行っておきたい店だ。

④ そうめんや
 東京都新宿区荒木町8 木村ビル 1F
 TEL 03-3356-4675
 11:00~14:30 17:30~23:00

(アシベズヘア@ashibehair_m

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