男女平等とは一体・・・・・・ニューヨークはおっぱい丸出しの街

Moira Johnston going topless through Noho (New York, USA 2012)
Moira Johnston going topless through Noho (New York, USA 2012) / paularps

 ニューヨーク、夏。今、街中では、ヌーディストビーチのような光景が広がっているという。これには思い当たる節がある。少し前の話題だ。その時は、街におっぱい丸出しの女性が当たり前のように登場するわけでもあるまいし、と高を括っていたのだが・・・・・・ニューヨークタイムズが2013年5月15日に伝えたところによると、ニューヨーク市警察(The New York City Police Department、通称NYPD)は、約3万4000人の警察官に対し、以下の通達を出したという。

「路上や公園など管轄区内の公共の場でトップレス(上半身裸)の女性を取り締まることは、対象外になる」

 通達が出されたのは今年の2月頃、10日間を掛けて定例点呼の際に周知したという。つまり、ニューヨークでは、女性がおっぱいを丸出しで歩いていても、何のお咎めもないというわけだ。日本では到底信じられない話だろう。この背景には性平等を訴えた抗議運動がある。

「男性が上半身裸でいても取り締まりの対象にならないのに、女性が同じことをしたら罪に問われるなんて、絶対におかしいわ!」

 ニューヨークでは過去に、ストリートで上半身を露出した女性が逮捕されるという事件が幾度となく発生しており(ニューヨークでは既に1992年に法的には女性の公共の場の乳房露出が解禁されていたのだが)、こうしたことから近年、女性の上半身露出を求める運動が全米で加熱していた。ラエリアン・ムーブメントの代表が設立した上半身露出の性平等を訴える「Go Topless(ゴー・トップレス)」は、支援者たちがトップレスになってデモ行進する「Go Topless Day(ゴー・トップレス・デー)」なる日まで制定し、米国中の30都市で上半身を露出した多くの女性たちが抗議運動を行ってきた。今年、2013年のニューヨークでのデモは、8月25日に予定されている。

American Woman
American Woman / ssoosay

 罪に問われるという点では確かに不平等かもしれないが、そんなにもアメリカの女性たちは積極的におっぱいを露出したいのだろうか。ありがた、いや、性犯罪的にもあまり好ましくない行為ではないかと思う。逆に、男性が胸部を曝け出していたら取り締まりなさいよ! ならまだ分かるのだが。

 現在、日本の法律では、女性が公共の場所で乳房を露出した場合、軽犯罪ないし公然猥褻に抵触する恐れがある。日本でも性平等を訴えておっぱいを丸出せよ、とはもちろん思っていないが、今回の過激な?結果のようにはならないまでも、性平等を訴えたい女性はどれほど日本にリアルにいるのだろうか。パフォーマンスではなく。昔、まだ私が学生だった頃に仲良くなった主婦の方々が、ジェンダーフリーは反対だと言っていた。今の女性軽視の社会は、甘えていればいいからラクなのだと。分からなくもない。

 最近は、私も口笛が吹けなくなるほど歳を取って、健康が気になってきた。「発育した女性の胸を10分間見ることは30分のエクササイズと同等の価値がある」という研究発表を信じて、ニューヨークにでも行ってくることにする。

 ※研究発表を行ったとされるカレン・ウェザビー(Karen Weatherby)博士は実在せず、おっぱい健康法説は都市伝説です

(アシベズヘア@ashibehair_m

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